若者の海外チャレンジ、サポートする私の想い
- 8月5日
- 読了時間: 3分
初めてのマレーシアインターンシップサポートを終えて
2025年4月、弊社にとって初めてのマレーシアインターンシップサポートのご依頼をいただきました。期間は7月21日から8月1日までの10日間。参加者は高校を卒業したばかりの日本人の女の子で、海外留学の前にマレーシアでの生活や仕事を体験したいという思いから、このプログラムに参加されました。
不安を少しでも軽くしたくて
高校を卒業してすぐ、初めての海外インターン。きっと不安も大きいだろうと思い、私はインターン開始前日に空港まで迎えに行きました。ちょっとしたオリエンテーションとして、マレーシアの文化や生活、日本との違いなどを、メモなしでフリーにお話ししました。彼女の想いやこれからの夢についても聞かせてもらい、出発前から「人と人としての関係」を築いておくことが、10日間のサポートに繋がると考えたからです。
宿泊先のAIRBNBまで一緒に向かい、チェックインも同行。その後、マレーシア最初の食事も一緒に取りました。日本人の口に合いそうなヌードルを選び、「マレーシアの第一印象」を大切にしたいと思っていました。
インターン初日も、しっかりサポート
翌日は朝、宿泊先ロビーで待ち合わせ、インターン先の会社まで同行。キーパーソンを紹介し、あとは現場にすべてを委ねました。
今回のインターン先は、マレーシアでも特に注目されている若手中心の旅行会社。その中でもマーケティング部署で、コミュニケーションが必要な実務をしっかり体験していただきました。ただのお手伝いではなく、積極的に人と関わる業務をお願いしたのです。
弊社が大切にしていること
弊社は「たくさんの人数を送る」ことよりも、「ひとりひとりの質の高い体験」を大切にしています。
短期インターンシップはスキルの習得ではなく、“体験”を重視することが重要だと考えています。– 自分の意見を勇気を持って伝えること– 質問すること– 毎日使っていない言語を積極的に話すこと– 異文化の中で空気を読むこと
これらはすべて、短い期間の中でも大きな成長につながる要素です。私たちは、出発前に必ず「自分でマレーシアをリサーチすること」をお願いしています。マニュアルを渡すことはしません。それぞれが自分の意志で準備し、自ら行動することが大切だと考えているからです。
10日間のインターンを終えて
あっという間の10日間でした。インターン生本人も、受け入れ先の企業も「楽しく一緒に仕事ができた」と言ってくれて、本当に嬉しく思います。
私自身、日本で学生時代を過ごし、若いうちに海外生活を経験しました。何もわからず、何もできず、孤独を感じた経験もあります。だからこそ、現地でリアルに必要なサポートが何なのかを肌で理解しているつもりです。その思いから、若い世代の海外インターンシップを心から応援しています。
今回はその第一歩となる貴重なご縁をいただき、本当に嬉しく思っています。

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