自治体の海外プロモーション、現地パートナーと連携する新しいアプローチとは?
- cecil4885
- 5月5日
- 読了時間: 4分
更新日:6月8日
海外で観光プロモーションを行う際、自治体や観光ブランドにとって「どのように現地市場と繋がるか」は非常に重要な課題です。
近年、現地に根ざしたパートナーと連携するアプローチが注目されています。これは従来型の駐在員モデルを否定するものではなく、限られた予算の中で最大の成果を出したい自治体に向けた、補完的な選択肢です。
従来型の体制:安心感と整合性の強み
日本人担当者を中心とした体制には、明確なメリットがあります。
日本側(本部・自治体)との密なコミュニケーション
情報の正確な伝達
予算管理やレポーティングの確実な対応
本部との整合性を重視する場合、この体制は非常に有効です。
ただ、特に予算が限られている自治体にとっては、人件費の割合が高くなりやすく、実際のプロモーション活動に充てられる予算が圧迫されることもあります。また、市場の変化に対して年間計画の枠内で対応することが求められるため、柔軟な動きが難しい場面もあります。
現地パートナー型のアプローチ:市場との距離を縮める
私たちが提供するのは、現地に根ざしたパートナーシップ型のサポートです。
強みは「市場との接点」にあります:
旅行会社との長期的な信頼関係 — 継続的な連携を通じて、商品が自然に選ばれる環境を構築します
現地ニーズのリアルタイム把握 — 旅行会社の声を直接反映し、実際の需要に基づいた提案が可能です
予算の効果的な活用 — 固定費を抑え、実際に効果のある活動へ集中投資できます
柔軟な対応力 — 市場のトレンドやタイミングに合わせて戦略を調整します
現地代表:市場に根ざし、関係性を活かす存在一方、現地代表は視点が異なります。本部ではなく、市場に向き合うことを重視します。
本当に大切な視点:「誰に届けるか」
観光プロモーションにおいて、最終的に商品を旅行者へ届けるのは現地の旅行会社です。
どれだけ優れた計画でも、現地パートナーがその魅力を理解し、自信を持って販売できる状態でなければ、成果には繋がりにくいのが現実です。
私たちが重視しているのはこの一点です:
「計画として整っているか」よりも、「現地市場で実際に機能するか」
私たちのアプローチ:柔軟性・信頼・長期的な関係構築
私たちは単なる業務委託先ではなく、市場の中で一緒に動くパートナーとして機能します。
クライアントのビジョンや重要情報をしっかり把握
予算規模に合わせた現実的な戦略を設計
現地での機会を柔軟に創出・調整
旅行会社との信頼関係を軸に、継続的な情報発信を実施
観光は一時的なトレンドに左右されることもありますが、地道な関係構築と継続的な発信があれば、適切なタイミングで必ず選ばれる存在になります。
コスト効率を重視しながら、マレーシア市場で確かな成果を出したい自治体・ブランドの方は、ぜひ一度ご相談ください。
実例:2026年 鳥取 × ペナンでの取り組み
2026年、私たちはMalaysian Chinese Tourism Association Penang Chapterと連携し、鳥取県のセミナー兼ネットワーキングイベントを実施しました。
このイベントの特徴は:
30社の旅行会社が参加
フォーマルで堅いセミナーではなく、リラックスした交流型
参加者同士が自然に会話し、関係を築ける場
セシルは現地の人々に伝わりやすいローカルな話し方でプレゼンテーションを行い、「つまらない」、「分かりにくい」、「情報が少ない」、「聞きたいことが聞けない」といった参加者の不満を解消します。
従来のセミナーでは、観光地の情報を聞いても商品造成に繋がらず、具体的なアクションのないまま終わってしまうケースが多くありました。 この課題を解消するため、今回は日本にオフィスを持つランドオペレーター2社を招待し、各社が自社の鳥取商品を直接紹介する形式で実施しました。 その結果、セミナー後も継続的なやり取りが生まれ、「参加したきり動きがない」という状況を改善することができました。
そして費用はわずか:
👉 約RM5,000(軽食・ランチ込み)
EMCEEなし、カジュアルで大規模な予算や複雑な演出は必要ありません。
大切なのは:
自然なコミュニケーション
楽しい雰囲気
心地よい体験
参加者はプレッシャーではなく、興味と好印象を持って帰りました。
人は「楽しい場」に惹かれる
忘れてはいけないのは、人は堅苦しく「重要すぎる」場を好まないということです。
楽しい
リラックスできる
分かりやすい
こうした環境こそが、人の心を開き、つながりを生みます。
まとめ
日本人代表か、現地代表か。それは単なる選択ではありません。
重視するのは何か:
本部との整合性か
市場での実効性か
マレーシアのような市場では、成功の鍵は:
現地に根ざすこと
柔軟であること
信頼を築くこと
そして何より、「現地で機能する存在」であることです。



















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