マレーシアで「観光レップ」を配置し、長期的な訪日インバウンドの成果を目指しましょう。
- cecil4885
- 2024年7月2日
- 読了時間: 5分
更新日:1月17日

「訪日旅行者数を増やすにはどうしたらいいか」
「海外出張でのセールスや現地プロモーションは一時的で終わってしまう」
「今年に使用した広告宣伝の内容と手法を、来年も効果的に継続する方法は何か」
「毎年入札で契約する代理店が変わるため、地方自治体や観光スポットの理解が浅く、関係を維持することもできず、効率が悪くて困っています。」
この記事では、そんな悩みを解決するための「観光レップ」についてご紹介しています。
「観光レップ」とは、現地であなたの代わりに観光地を営業・PRするパートナーのことで、長期的な成果を目指し活動する主体です。観光の分野において、「観光レップ」の役割は、自治体や事業者の代理として、商品の販売促進や誘客増加を目指し、旅行代理店などへの商品企画・造成のサポート、海外メディア・KOLとの連携によるPR活動、現地の旅行博やイベントでのプロモーションなどを担うことです。
Malaysia Business Planner は2020年9月に正式に鳥取県の観光レップ、2023年4月に東北エリアの観光レップになりました。
国はそれぞれ経済や文化が異なるため、旅行のトレンドやニーズも異なります。しかし、日本在住者が各国の市場に理解を深めるのは非常に難しいと思います。
毎年異なる日系調査会社に委託しても、彼らはローカルの会社を委託して、一度で終わるような単発の委託であり、結局は同じく効率が悪いと感じています。
しかし、「観光レップ」を担う現地パートナーがいると、非常に効果的かつ効率的に中長期的な成果に向けた取り組みを加速することができると考えます。
「観光レップ」は海外現地に常駐しているため、単発の海外セールスやプロモーションと違って、
現地の旅行業界や生活者の習慣を深く理解して、長期的な戦略を取ることができます。
定期的な営業活動や現地関係者とのネットワーク構築が可能です。
現地関係者と長期的な視点で商品販売やPR活動に取り組むことができます。
現地の生活者の日本へのニーズや旅行スタイル、トレンドなどを把握しており、その時々に合わせた企画設計が可能です。
...このように、多くのメリットがあります。
観光セールスレップの役割を明確にすることは、効果的な観光プロモーションの鍵となります。以下は、M Bizplannerが『観光レップ』として果たす具体的な役割です:
1. 旅行代理店へのセールス・商品造成・プロモーションのサポート
→ 現地の魅力を最大限に引き出す旅行商品を旅行代理店と一緒に企画します。
→ 旅行代理店のプロモーション活動に必要なサポートをします。広告およびプロモーション素材の提供などを行います。
2. 旅行代理店・メディアの招請(ファムトリップ)・アテンドのサポート
→ 旅行代理店のスタッフやメディアを現地に招待し、観光資源を実際に体験してもらうためのファムトリップを企画・実施します。
→ 現地アテンド:現地での案内やサポートを提供し、円滑な視察を支援します。
3. 旅行博や観光イベントでのPR業務
→ 旅行博や観光イベントに出席し、旅行代理店のブースを回って挨拶とPRを行います。
4.現地の自治体事務所やJNTOとの情報交換
→ 情報共有:現地の自治体事務所や日本政府観光局(JNTO)との連携を図り、最新の観光情報やトレンドを共有します。
5. 現地の生活者のニーズやトレンドの調査
→ 市場調査:現地の生活者のニーズや観光トレンドを調査し、データをもとに効果的な観光戦略を立案します。
→ フィードバックの収集:観光客や現地住民からのフィードバックを収集し、観光商品の改善に活かします。
6. 旅行代理店のスタッフ向けに、商品研修を提供する
→ 旅行パッケージの卸売業者に対して、パッケージを作成できるものの、その魅力を正しく代理店に伝えられず、結果として販売がうまくいっかいないことはよくあります。スタッフが販売する観光商品の魅力を十分に理解していることが重要であり、そうすることでお客様に商品の魅力が伝わり、購入や訪問への意欲を高めることができます。

鳥取商品のオンライン説明会には、89名が参加しました。
これらの業務は、現地に拠点を置いている堪能なエージェントや個人でないと対応が非常に困難です。旅行代理店やメディア、その他の観光事業者とのネットワークが必要であり、現地のトレンドやニーズを肌で感じて理解していることが重要です。
M Bizplannerの実績はこちらです。
では、観光レップを設置したい場合、ステップはなんでしょうか?
予算を決定すること。
プロモーションの目的を明確にすること。
決定したレップと共に目的を整理し、プロモーションの企画を進めること。
観光レップに期待する役割とその達成目標を明確にすること。
観光レップの支援を確実にするために、日本の自治体関係者を紹介すること。
毎月の報告書の提出内容と締め切りを定めること。
情報更新を促進するため、定期的なミーティングを設定すること。
弊社ではマレーシア市場をターゲットとし、日本の自治体の観光レップを担当しています。M Bizplannerが提案する観光レップは、単なる旅行代理店へのセールスにとどまらず、総合的な観光プロモーションを目指します。例えば、日本とマレーシアのチームが協力して、地元の観光資源を地元の観光客が関心を持つ内容に改善します。旅行会社やメディアを招待して実地体験を促進し、その後はツアーの企画からフォローアップまでを支援し、旅行会社のスタッフ教育も行います。
ぜひご相談ください。

セシル べ
(Cecil Beh)
M Bizplanner コンサルタント
“2011年東京、立教大学卒業。2年間東京で日系企業の営業・生産・人事部を経験し、日系企業やお客様が期待しているサービスのクオリティーを心がけていました。2013年に帰国し、地元の企業で事業展開部の担当になりました。新しい事業を展開したい客様を応援すること、心を込めて頑張ってサポートしたいと思います。”
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